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[自宅 チェックポイント]
寝室にひび割れが!原因の見極め方

2017-04-11


さくら事務所の自宅一戸建て点検ホームインスペクション(住宅診断)自宅マンション点検ホームインスペクション(住宅診断)では、築年数の古い物件に限らず、「壁紙のひび割れが気になる」というお問い合わせを頂きます。室内でひび割れが起こる原因はいろいろありますが、複雑にからみ合っていることもあって、原因を特定することは難しい場合が多いです。


地震によって発生するパターンが一番イメージしやすいせいか、「ひび割れ=構造的欠陥」と思われがちですが、実は、室内で見られるひび割れのほとんどは建物構造に影響がありません。


では、よく見られるひび割れのパターンをご紹介しましょう。




構造に問題のないひび割れ


ひび割れが発生する場所で、もっとも多い場所のひとつがドア回りです。

特に、四つ角あたりに斜め方向や垂直方向に現れます。

軽量鉄骨材や木材などの下地が入っているのですが、ボードの継ぎ目処理が甘いと、比較的簡単にひび割れが発生します。


壁が切り取られたドア回りというのは、面強度が低下しますので同じ力がかかっても、他と比べてひび割れが発生しやすくなります。


<片開きドアの上部に発生したひび割れ>


片開きドアの上部に発生したひび割れ


 


<クローゼット上部に発生したひび割れ>

クローゼット上部に発生したひび割れ


いずれも石膏ボード面に貼られたクロスにひび割れがあるのであって、構造上の問題に直結するものではありません。基本的に、クロスを貼り替えれば問題はなく、場合によって下地に補強を入れる程度で済みます。


見た目にインパクトがあるため、不安に思われる方も多いと思いますが、内装材の表面が割れているだけ。クロスの貼り替え時に下地補強材を入れたり、クロスの継ぎ目位置をずらすだけでも、ひび割れ再発は避けられます。




要チェックなひび割れ


<天井面にできた小さなひび割れ>


天井面にできた小さなひび割れ


マンションの天井面ですが、コンクリートに直接クロスが貼られている仕上げです。

このようにコンクリートに直接クロスが貼られている面でひび割れが見られる場合は、小さいものでも注意が必要です。コンクリート板がたわんで(沈んで)いる可能性もあり、程度にもよりますが、構造的な問題が起きていることも。


なお、直射日光の影響を受けやすい最上階や日当たりが良い窓付近の天井は、コンクリートの乾燥収縮によりひび割れが発生することがあります。クロスの上からだけでは状態を判断しにくいので、構造的な問題かどうかの判別は、最終的にはクロスをはがしてチェックします。

ご自身でのチェック(セルフチェック)では判断が難しい不具合・劣化については、ホームインスペクター(住宅診断士)の診断をおすすめします。




まとめ


このように、一概に「ひび」といっても、構造上問題がある可能性のあるもの、簡単な補修で対応できるもの、などさまざまです。大事なのは、早期発見、原因を推測し、早期に適切な処置をすること。


「ひび」が入っているかどうかはセルフチェックでもわかりますが、その原因やそこに隠れているもっと大きな不具合の可能性など、ご自身で判断するのが心配な方は、ぜひプロによるホームインスペクション(ご自宅点検)をご活用ください。


ご依頼のきっかけとなった箇所だけでなく、他の不具合が見つかるケースも少なくありません。




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