思わぬものが危険に変わる?室内の防災対策

  • Update: 2016-09-09
思わぬものが危険に変わる?室内の防災対策

災害時、建物の損壊は免れても、部屋の中で怪我をしたり、具合が悪くなったりするケースもあります。
災害時には、毎日の生活で私たちを囲むさまざまなものが危険に変わります。
今回は、自宅内ですぐにできる防災対策をご紹介します。

2次被害を防ごう!飛散防止フィルム&遮熱シート

d9a11a92b519a59d3a0cac9177a3173c_s
家具の転倒で窓ガラスが破損する可能性もあります。部屋にガラスが散乱してしまうと大変危険です。十分に家具のレイアウトを検討し、もしもの時にそなえて、ガラス面に飛散防止フィルムを貼っておくといいでしょう。

また、停電し空調もストップしたら、真夏の室内は温室状態。特に、お年寄りや小さなお子さんは熱中症の危険も。飛散防止フィルムの中には、室内への日射の侵入を遮る、遮熱効果を併せもった商品もあります。

冷蔵庫の設置用キャスター&壁面への固定

14ab6f9628c20b55c041d23cc7b17961_s
冷蔵庫には下部に設置時の調整用にキャニターがついていますが、これが固定されていないと地震の揺れで簡単に動き出してしまいます。大きなものでは100キロを超えるものもありますので、必ず固定しておきましょう。うっかり設置したときのまま、固定されていない可能性もあります。
背面の壁にも金物で固定するとベストです。

(マンションの場合、構造上、戸境壁には金物の取付けが困難なケースもあります。マンションの構造と併せて確認・対策を検討しましょう。)


いかがでしたか?

これらのちょっとした工夫が、いざというときに家族の命と安全を守るかもしれません。