収益物件はここを見る!外観チェックポイント3つ

  • Update: 2016-11-04
収益物件はここを見る!外観チェックポイント3つ
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さくら事務所 編集部

この時期、これからオーナーチェンジ物件を狙って繁忙期に賃貸物件をお探しの方、繁忙期に備え所有物件の定期点検・補修を検討される方からのご相談が増えています。 今回は、そのようなオーナー様や大家さんのためにチェックするポイントをご紹介します。

外壁塗装のタイミングを教えるサイン

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見た目はきれいですが、外壁を手でこすってみると、指先に白いチョークの粉のような跡が・・・これを「チョーキング」といいます。外気や紫外線などの影響で外壁材の表面塗装が劣化し、顔料がチョークの粉のように浮き出てくる現象です。チョーキングが確認されたら、外壁塗装を行うサインです。

外壁のひび割れ

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外壁のひび割れは見た目が良くありませんね。ひび割れの大きさや長さにあった適切な補修を行い、塗装などで仕上げると、見た目はずいぶんと変わります。特に目につきやす部分にひび割れがあれば、補修をご検討してみてください。

階段のさびは早め補修が大事

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外部の階段には鉄骨製のものがが多く見られます。築年数がある程度経過すると現れるのがさび(錆)です。このまま放置しておくと、さらに劣化が進行し他の建材部分にも影響してしまう可能性があります。見た目も良くありませんね。早い段階でさびの除去や塗装をすれば補修費用は抑えられますが、放置し悪化すると費用が高くなってしまうこともあります。さびには早めの対策が必要です。

水漏れは深刻化すると構造にも影響が

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ベランダに水漏れ跡が確認できます。このまま放置しておくと内部の木材が腐ってしまいます。見た目も悪い上に、深刻化すると建物の構造にも影響が及びかねません。水漏れ跡が確認された場合、表面補修のみではなく、内部の状況も確認した上で補修をすると良いでしょう。


年末から年明け2~3月の繁忙期に向けてこれから収益物件をお探しの方は、以上にご紹介した外周りについて不具合がないか是非チェックしてみてください。物件の見学は、図面のとおりに建てられているか確認すると共に、不具合がないかを確認する大事な機会です。入居中の場合は室内を見学することができないことがあります。ですが、すでに外周りに不具合が発見されると補修費用の検討が必要となり、利回りや資金計画にも影響してしまいますね。

また、すでに賃貸アパートなどを所有されている方も年末を迎える前に定期点検を行うことをおすすめします。きれいな状態で入居希望者に物件を見ていただくためにも、不具合があれば年明け2~3月の繁忙期までに補修をしたいですね。外周りの印象は、当然ながら入居希望者が契約するか否かの判断に大きく影響します。

賃借人さまには長く安心してお住まいいただき、賃貸人さまも安定した賃貸経営をしたいですね。
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