暑い日が続きますね。熱中症で搬送される件数も7月は過去最多となるなど暑さに比例して増加しているようですが、人だけでなく建物も暑さと日差しで負担がかかっています。
8月もお盆が終わり後半戦。自由研究や宿題にラストスパートをかけるお子様も多いこの時期に、家族で一緒に、大切なマイホームを点検するついでに自由研究もできちゃう、「親子で一緒に“お家”の健康状態点検レポート」をホームインスペクター(住宅診断士)がまとめました!
お 子様向が自由研究として活用できるチェックシートに「チェックする場所・方法」「よくある故障」を参考に点検し、「調べた結果」「直す方法」をまとめてみ ましょう。修理するときは、「修理前」「修理中」「修理後」のそれぞれの段階で写真を撮っておき、並べてみると変化がよくわかります!
保護者の方は、よくある不具合・対策事例の解説書で、お子様の回答をチェックしながら自宅点検と点検履歴の保管ができます。
日々の暮らしの中で建物のコンディションをこまめに気にかけてあげて、気になる箇所があれば専門家の調査やメンテナンスをすることで、住まいを長持ちさせ、価値が維持できます。
シートを利用してマイホームの”健康診断”を親子で実施してみましょう!
進め方
1.保護者の方は「保護者向け解説書」を先に読み、ご自宅内でチェックするところを決める
2.カメラとメモ、必要な道具を準備する
3.お子さんと一緒にチェックするところへ行き、チェック方法を教える(適宜サポートする)
4.お子さんがチェックしているところを写真に撮る
5.結果をメモしておく
6.点検が必要そう又は修理が必要そうなものについて、どうするのか決める
※すぐ決められないものは「いずれ修理会社に相談する」などとして、家の傷みを防止するためにもタイミングを見て専門家にご相談ください!
7.お子様と「点検レポート」に書き込み、写真を貼る
セルフチェックで早期発見!
住まいは定期的な点検とメンテナンスで長持ちで価値を維持できます。また、点検履歴を残しておくことで住み替えの際の自宅売却、リフォームの機会に修繕の必要箇所がすぐに分かるため有効活用できます。
日本では人は長寿大国です。住まいも人と同様、定期的に健康診断とメンテナンスをして資産として長く大切に住まいましょう!